イベント主催者交流会@新宿

日本イベント協会(JEA)が主催するイベント主催者交流会に参加してきました。

イベントの主催者、イベント会場、パフォーマー、これらのイベント関係者が集まる交流会で、異業種交流会ではなく、同業種交流会です。


 日本イベント協会
 http://je-a.com/



僕は、見ず知らずの初対面の方と積極的に話しかけたり名刺交換をお願いしたりすることが苦手なタイプでして、イベント業として、パーティーを主催している立場でありながら、自分が参加者として交流会やパーティーに参加すると、いわゆる”壁の花”にいつもなります。

壁の花とは
「パーティーなどで社交の輪に加わらずに壁際でひとりじっとしている人、とくに女性のこと」

僕は女性ではないので、花というワードが適切ではないかもしれませんが、つまりお酒を片手にチビリながら壁を背にしてひとりポツンとしている状態です。

友達と参加すればそのようなことにはならないでしょうが、1人で来た場合で誰からも声を掛けられなければ、たぶんパーティー終了までの2時間、僕は誰ともお話せずに周りを観察だけして過ごすと思います。

話しかけられれば社交的に対応できるけど、自分から口切るのが苦手。「そう、それわかる」と思う人も多いのではないでしょうか。

 

今回参加した交流会では、僕みたいなタイプの人むけに、主催者側で交流を促す仕組みが用意されていました。

受付時に、アルファベットと数字の書かれた首にかける札を渡され、まずは同じ数字の人たち毎に集まって自己紹介を含めた歓談、その後は同じアルファベットの人たちで集まって同様のことを行います。

「これいいな」「自分が主催するワイン会でも機会があれば取り入れよう」と感じました。



お見合いパーティーでは、それこそお見合いを合同でするという意味なので、異性の方全員と1対1で会話をします(僕は参加したことはありません)

婚活パーティーでも、着席スタイルにてグループ毎に分かれて、最終的に異性の方全員とお話をしてパーティー終了というスタイルがあります。

それを進化させると、パーティーの前半では、着席スタイルにて異性の方全員とお話して、後半では立食スタイルにて自由に歓談。という婚活パーティーもあります。

さらにそれを進化させると、5分~10分程度のグループ歓談を2回転させる、これくらいがちょうど良い、心地良いと感じました。

参加者全員と強制的にお話するスタイルは、6回転も7回転もするだろうし、その回数分だけ、自己紹介を繰り返さなければなりません。たぶん疲れます。

そして自己紹介を受ける回数は、する回数の何倍にもなり、名前を覚えようとすることでさえ疲れます。

 

本来、パーティーや交流会は、参加者が6名~10名程度になる合コンとは異なり、必ずしも全員の方と話す機会がある場ではないので、その中でたまたま何人かとお話をしたという流れになります。

主催者が参加者を完全放置では、場馴れしていない参加者にとって、何をどうしたらいいのか困惑してしまうこともありますので、主催者は何かしらの対策や仕掛け仕組みが必要です。

かといって、あまりに過度に介入しても、参加者の自由度が失われたり、参加者が疲れてしまったりするので、ちょうど良い介入を模索していくのが主催者の責務と感じました。