ワイン会のための男女の心理学 テクニック編

<目次>

はじめに

1.男は察しない/女は説明しない
2.男は理屈で動く/女は感情で動く
3.男は縦社会で生きている/女は横社会で生きている
4.男は野球で育つ/女はままごとで育つ
5.男は初めての男になりたい/女は最後の女になりたい
6.男は恋人以外からもモテたい/女は恋人に愛されたい
7.男はノリノリの時に女を欲しがる/女はどん底の時に男を欲しがる
8.男は日常が好き/女は記念日が好き
9.男は行きつけに行きたい/女は初めてに行きたい
10.男は黙る/女は泣く
11.男は浮気した女を非難する/女は浮気相手の女を非難する
12.男は別ファイル保存/女は上書き保存
13.男は違いがわからない/女は違いなんてどうでもいい
14.男は分析されたくない/女は言い当てられたい
15.男は人前で話しが長い/女は気を許した相手に話が長い
16.男は謝れない/女は忘れない
17.男は会話という勝負に勝ちたい/女は会話を続けたい

おわりに

 

はじめに

 

ワイン会のための男女の心理学 分析編 の続編となる テクニック編です。

 

ワイン会のパーティー中のことだけでなく、その後仲良くなった男女がデートを重ねる時、お付き合いしたのち、様々なタイミングを対象とした男女の違いによる対応法をまとめました。

 

 

 

1.男は察しない/女は説明しない

 

男性は、とにかく相手をよく観察して「察している」「気にかけている」ことアピールしましょう。多少的外れでも会話の糸口にはなります。



女性は、相手の行動でイライラした時には「相手は男だからしかたがない」とあきらめて、くどいくらいに自分の感情をイチイチ説明してあげてください。

 

無言で不機嫌になる前にとにかく無理にでも「説明」をしましょう。

 

うまく言葉にできなくてもひとつひとつゆっくりと。言葉をサボってはいけません。

 

感情的にならずに、順を追って話すよう心がけることが大事です。

 

 

 

2.男は理屈で動く/女は感情で動く

 

男性は、ハッキリしていることでも「なんとなく~」「~な感じかな」「~だよね」など、あいまいな表現を使いましょう。

 

相手は正確に察してくれます。



女性は、ゴールの見えない会話が大っ嫌いな相手に対し、最初に要点を伝えてください。話しているうちに別のことを思いついたら、そのたびに「あとね…」と付け加えてもOKです。

 

 

 

3.男は縦社会で生きている/女は横社会で生きている

 

合コンやパーティーでは、男性チームが会社の先輩・後輩関係だった場合、先輩は後輩のことを褒めたり、逆にいじって、女性陣を楽しませようとします。

「お前は年下なんだから、俺がうまく行くように俺をたてる役割をするのが当然」と思う人もいます。

しかし、これが同期の男ばかりのチームになると話は別。

 

年齢が同じ彼らは途端に張り合い始めます。年齢という絶対的な上下関係がないので落ち着かず、つい力で相手をねじ伏せて「上」になろうとするので、楽しいはずの飲み会がギクシャクしてしまいます。



女性は、上下関係が定まらないと落ち着かない相手に対して、年齢や肩書きを確認してあげましょう。

女の人間関係は「みんな仲良し」の世界です。

男性は、自分のまわりの人間関係を尊重されると、安心できる相手に対して、「仲が良いんだね」と承認してあげましょう。

 

逆に「誰々はああだ、誰々はこうだ」と分析したり、けなしたりはNGです。落ち着きません。

 

 

 

4.男は野球で育つ/女はままごとで育つ

 

男性は、みんなで楽しく仮想世界を作り上げるのが得意な相手に対して、「みんなで一緒にがんばろう!」など、協調性と雰囲気を重んじた言葉を投げかけましょう。



女性は、指令が得意な相手に対して、「私は何をすればいいの?」など、求めれらている自分の役割を尋ねましょう。

 

 

 

5.男は初めての男になりたい/女は最後の女になりたい

 

男性は、「大好きだよ」「愛しているよ」「綺麗だよ」「かわいいよ」の他に、君がいままで付き合ってきた相手の中で一番だ、風なことを女性に言ってあげると喜ばれます。



女性は、いままで経験したことのないことを経験させてもらっています、風なことを男性に言ってあげると喜ばれます。

 

 

6.男は恋人以外からもモテたい/女は恋人に愛されたい

 

男性は、「きみだけだよ」「きみしか考えられない」と、女性のオンリーワンになりたい欲求を満たしてあげましょう。



女性は、「あなたがいちばん」「いままででいちばん」と、男性のナンバーワンになりたい欲求を満たしてあげましょう。

 

ポイントは「何がいちばん」という部分をあまり具体的にしないということです。

 

 

 

7.男はノリノリの時に女を欲しがる/女はどん底の時に男を欲しがる

 

男性は、女性の落ち込んでいるような雰囲気を感じたら、「大丈夫?」「何かあったの?」と声をかけます。優しい言葉で心を溶かしましょう。



女性は、男性の景気の良さそうな雰囲気を感じたら、「何かいいことでもあった?」と声をかけます。ノリのいいトーンで合わせましょう。

これは共に、初対面の相手ではなく何度か顔を合わせた相手に対しての話です。

 

 

8.男は日常が好き/女は記念日が好き

 

男性は、特別な日を大事にしているアピールのため、相手よりも先に切り出すのが肝心です。



女性は、日常を大事にする相手に対し、手料理が効果的。いかにもな手の込んだ料理よりも、冷蔵庫の中のものでささっと作ったものの方が刺さります。

 

 

9.男は行きつけに行きたい/女は初めてに行きたい

 

男性は、新しい店・話題の店、というだけで付加価値を感じる相手に対して、そのような店に行こうと誘いましょう。



女性は、なじみの店・いつもの店、というだけでリラックスできる相手に対して、そのような店に行くことを提案しましょう。

 

新しい店・話題の店は、友達と行けばいいという発想の切り替えが大切です。

 

 

 

10.男は黙る/女は泣く

 

女の涙は汗のようなものです。男性がしてはいけない4つのNG行動がこちらです。

1.「何で泣くの?」と理由を聞く
2.「泣くなよ」と叱責する
3.「もう泣かないで」と慌てる
4.「〇〇だから泣いてるんでしょ?」と当てにいく

男にどうなだめられても、涙に理由はなく、そう簡単に泣き止むことはできないので、女は困ってしまいます。

何も言わずにいるのが一番。そして、女が泣き止んだら、泣いたことは触れずに話し合います。

ここでまた「さっきはどうして泣いたの?」などと聞いても、本人にもわかりません。


女性からは「泣いちゃってごめん。気にしないで」と伝えましょう。

男が黙るのは思考停止しているだけ。考えながら話すことができないため、黙って考えることに集中しています。

また、この沈黙は失言を防ぐためのディフェンスともいえます。

 

下手に口を開いて不利になるようなことを言ってしまったり、感情に任せて相手を傷つけるようなことを言う事態を防ごうとしています。



女性がしてはいけないNG行動は、「何とか言ってよ!」「どうなの!」とヒートアップして問い詰めることです。

しばらくして考えがまとまれば話し始めるので、それを待ってそっとしてあげましょう。

沈黙が辛いなら、リアクションを求めずに、「私はね…」と自分の考えを話し続けても構いません。

男性からは「ごめん、ちょっと考えさせて」と伝えましょう。

 

 

11.男は浮気した女を非難する/女は浮気相手の女を非難する

 

男性は、浮気がバレた場合に、あくまでも「悪いのは女のほう!」と思い込もうとしている彼女の望み通りののストーリーに合わせて謝罪します。

「魔が差したんだ、ごめん」「向こうから誘われて…」「酔っていたからつい…」などと、言い訳した上で謝り、「やっぱり好きなのは君だけだ」と伝えます。

 

うまくいけば許してもらえます。



女性は、浮気がバレた場合に、逆ギレしてください。彼氏は「男として負けた」「自分のものが取られてた。穢された」という敗北感から非常に怒っているので、女性が素直に謝ってもムダです。

「寂しかったのよ!」「私がどんな気持ちで浮気したのかわかってるの!」と訴えます。

事実かどうかはさておき、彼氏に構ってもらえない寂しさが原因なのだというストーリーにすれば、浮気相手の男性の魅力に「負けた」という彼氏の悔しい気持ちは救われます。

 

 

12.男は別ファイル保存/女は上書き保存

 

男性は、「過去にどんな人と付き合った?」「経験人数は何人くらい?」と女性の過去を知りたがります。

 

女性にしてみれば「そんなこと聞いてどうするの?」という内容ですが、男性は女性がどの程度の経験値をもっているのかがわからないと、安心して付き合うことができません。とても怖がりなのです。

「忘れちゃった」「覚えてない」とつい答えがちですが、女性に「忘れた」と言われると、多くの男性は「隠してる!」とかってに警戒心を強めます。

「何人と付き合った?」に対しての正しい回答は、「一度付き合うと長い方だから、3人くらいかな」です。事実かどうかは関係ありません。

男性は本当のことが知りたいわけではなく、自分がリラックスして付き合える相手だと確信したいだけです。

 

わざわざ不安にさせるような真実を告げるより、ホッとするウソをつくのが優しさです。

 

 

13.男は違いがわからない/女は違いなんてどうでもいい

 

男も女も、恋人へのプレゼント選びには頭を悩ませるものです。

男性が喜ぶのは「うんちく」です。男性へのプレゼントは、一緒にたくさんの情報・うんちくを与えるのが一番です。

 

具体的に男性に響くのは「人気ナンバーワン」「希少価値」「伝統のブランド」など、ベタでわかりやすいものです。

評価しやすい長所があると、「それならいい品なのだろう」と安心できるからです。

 

みんなが好きな女を好きになるのと似た心理です。



女性は、男性に比べて感覚が鋭く、スペックやデータなど見なくても直感的に違いがわかります。

 

可愛くて自分の心を動かす「グッとくる」ポイントがあるかどうかです。

女性へのプレゼントは、本当にほしいものを聞いてからにするのが一番です。

 

時にはサプライズもいいですが、高価なものほど必ず女性と一緒に選んでください。

 

14.男は分析されたくない/女は言い当てられたい

 

女性は「君ってこういう人だよね」と言われると「私のことをわかってくれている」と嬉しくなります。

ただし、それがまったくの的外れだと「全然わかっていない」という評価をされてしまうので、誰にでも当てはまるようなことを言うのがコツです。

「気が強そうに見えるけど、寂しがり屋なところもあるんだね」など、「~なところもある」と曖昧な表現で、多様性を指摘します。多くの人は「言い当てられた」と感じます。

普段全面に表れている性格と真逆のことを指摘したほうが、「見抜いている感」は強くなります。

 

 

15.男は人前で話しが長い/女は気を許した相手に話が長い

 

一方的に自慢したい男、双方向的に共感したい女、男女の会話がすれ違わないために「話を聞くコツ3か条」です。

1.アドバイスをしない
2.話の腰を折らない
3.ほかのことを考えない

特に男性は話に結論を求めるため、アドバイスしがちですが、女性は結論やアドバイスを求めておしゃべりをしていません。

 

ただ聞いて「そうなんだ」「わかるよ」と共感してほしいだけです。

特に女性は、相手が話している最中に、突然話のこしを折って自分が気になったことを聞くのはNGです。

 

話している内容とは関係のない話題なら尚更です。

 

相手の話終わるまでグッとこらえましょう。

 


男性は、女性の延々と続く、終わりの見えないおしゃべりに付き合うのは苦痛に感じることもあるでしょうが、ほかのことを考えて上の空でいると、「聞いているフリをしているだけ」と気づかれます。

 

集中して聞いて共感してあげましょう。



一般社団法人日本合コン協会会長の絵音(えのん)さんが提唱する、会話を助ける魔法の言葉は、「か・い・わ」と「す・な・お」です。

【男性編】女性の話を聞くとき

か → 「かわいい!」(褒め)
い → 「いいと思う!」(承認)
わ → 「分かる~!」(共感)

「そうなんだ~」「大変だったね~」「大丈夫」「僕にも経験があるよ」なども有効な共感ワードです。

【女性編】男性の話を聞くとき

す → 「すごい!」(褒め)
な → 「なるほど!」(承認)
お → 「おもしろい!」(共感)

「そうなんだ~!」「それで~?」など笑顔でなるべくテンション高めに興味津々な様子を見せながら相槌を打ちます。

 

 

16.男は謝れない/女は忘れない

 

「ケンカをしたら謝る」というルールを覚えましょう。

 

そして「ごめんなさい」には、「ごめんなさい」で返すのがルールです。

 

「わかったよ」「許してあげる」などと返すのはルール違反です。

そして、特に女性は「水に流す」ことを覚えましょう。

 

喧嘩中は目の前の問題以外のことを持ち出して怒らないことです。

女性は記憶力がいいので、数年前の相手の落ち度もしっかり覚えています。

 

やろうと思えば、すぐに当時の不快な気持ちを思い出し、泣くこともできるほどです。

「前にも~」などと大昔のことを持ち出さず、目の前の問題だけに集中しましょう。

 

 

 

17.男は会話という勝負に勝ちたい/女は会話を続けたい

 

男性は、女性の「おしゃべりラリー」に乗ってあげてください。結論だけを伝えるのではなく、できるだけ個人の感情に響くよう、具体的に話をします。

面倒くさいでしょうが、ストーリー仕立てで臨場感のある話し方をすると、女性の理解度はぐっと上がります。

「実は最近、こんなことがあってさ…」とエピソードトークからスタートするのが女性とのコミュニケーションの常道です。

女性は、男性との会話に「ラリー」を期待しないことです。なるべく最短距離で結論に辿り着くよう話をします。

「要するに」「一般的に」などの男性的な結論風ワードを使うだけでも効果があります。

「最近ニュースで話題になっている…」とニュース・情報からスタートするのが男性とのコミュニケーションの常道です。

 

 

 

 

<出典> 『察しない男 説明しない女』(五百田達成 著)

 

次の 法則編 ではワイン会以外でも役立つ心理学が満載です